2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の終わりに

夏休み最後の一日、私はあらゆる作業をいったん中断して、机の片付けに費やした。これは『道は開ける』の「第26章 疲労と悩みを予防する四つの習慣」の一つめ、「当面の問題に関係のある書類以外は全部机上から片付けよう」にのっとったものだ。まだ少し残っ…

アライグマ?3匹 民家敷地で猫襲う

2011年8月31日付朝日新聞朝刊 アライグマ?3匹 民家敷地で猫襲う 豊中市 注意呼びかけ この記事で、「猫は負傷したが、住民にけがはなかった」とする。猫の安否もきちんとかく記者魂に敬服した。一方で、別のネットのニュースを見ると、襲撃者は「アライグ…

黛安娜传

黛安娜传 费欧文著 光明日報出版社、1996年。定価23元。 この日が命日なダイアナ妃の伝記。その一報を、私は上海のホテルのテレビニュースで知った。 その日に日本を離れ、翌日初めての長期留学先・南京に向かうことになっていた。当時、ヒアリングは全くダ…

読みたい本−命の重さはみな同じ

むかし朝日新聞を取っていたときに、新聞代の領収書とともにくれていた小冊子に、野寺夕子さんのフォトエッセイが連載されていた。 その中で印象に残ったものがあった。それはセピア色の、古い古い民家の前に、ややふとったねこが、ふとったおやじのようにお…

くらやみクッキング

きょう夕食の支度をしているとき、ふと思いついて、台所の電気を消した。それは、なんかの拍子に、全盲の鍼の先生の話を思い出し、その連想から、なんとなく「やってみよう」という気になったからだった。 外はまだ薄ぼんやりとした明るさが残り、共用廊下の…

たつろう

2011年8月28日(日)付朝日新聞朝刊 朝日求人欄 仕事力 職人でいる覚悟 −山下達郎〔3〕 アルバムを出しはったからか、最近、山下達郎の話題がラジオで出ている。どっかの番組(武田和歌子のぴたっと!だったかな?)でAKB48について聞かれたたつろう…

二胡は知ってる

ホテルの中華料理屋さんで2度目の演奏。といっても店のすみっこでBGM的に弾くだけなのだが、きょうのお客さんはみょ〜にノリがよく、演奏中、なんども拍手してくださって嬉しかった。帰りにチーフから月餅をもらった。 とはいえ、前半30分はよかったもの…

デスクトップを出す

この日の朝日新聞土曜版を見て、はじめて、たくさんウインドウを開いていたときに、1発でデスクトップを出すことができる方法を知ることができた。 やむなくパソコンを買い換えて変えてビスタからウインドウズ7になると、いぜんあったshow the desktop (…

継続力

2011年8月27日朝日新聞土曜版 再読 こんな時こんな本 ジュンク堂池袋本店 大内達也さんに聞く 長寿アスリートの秘密ここで紹介されている本のうち、私がいいなと思ったのは(同級生である伊達公子の自伝も捨てがたかったがあえて)下の2点。 【送料無料】…

レンジ届く&堀川

仕事に出る前、午前中に配達をお願いしたレンジが届く。Caden(マツヤデンキ)で買ったが、なぜかヤマダ電機の物流センターから届いたのはこれいかに? 業務提携でもしているのだろうか。 ムリムリに冷蔵庫の所定位置まで持ち上げ、ぱかっと開いてみる。最近…

『ハンターズ・ラン』

【送料無料選択可!】ハンターズ・ラン (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) / G.R.R.マーティ G.ドゾワ 他著価格:1,050円(税込、送料別) ↑には、「G.R.R.マーティ G.ドゾワ 他著」とあるが、作者の名前をぜんぶちゃんと書くと、「ジョージ・R.R.マーティン ガー…

関西の津波履歴

2011年8月23日付朝日新聞朝刊 安政津波の碑 生かせ 150年前の教訓 各地で光 この記事によると、うちの近くにもいくつか碑があるらしい。いつか機会があったら行ってみたい。1)大阪市浪速区幸町:京セラドーム大阪の南東約300メートルの大正橋のたもとにあ…

もう存在しない音/まだ存在しない音

ある小冊子で読んだ神戸女学院大学教授の内田樹氏のことばで、ちょっと思いあたることがあったので、書き留めておこうと思う。 それは「召命(vocation)−呼ばれることについて」という文章なのであるが、題名だけだったらよく分からないけれど、ざっと読ん…

レンジ壊れる

朝、なんかぴーぴーと鳴っているなと思ったら、家の人が電子レンジを使おうとしたら異音がするので、何回かやりなおしていたらしい。私もやってみたけど、けっきょく、これはやばいからやめておこう、という結論に。もう十何年も使っているし、火とか噴いた…

興味を持った本−『ユニコード戦記−文字符号の国際標準化バトル』

これは2011年8月21付朝日新聞朝刊の読書欄で紹介されていた本だが、いやいや、ふだんなにげに目にしている「ユニコード」って、「母体はアメリカ企業を中心とする任意参加の民間団体」だったとははじめて知った・・・。 【送料無料選択可!】ユニコード戦記…

『阪急電車』−電車内の出会い

18日から読み始めた『阪急電車』、昨夜のうちに一気に読んでしまった。本は通勤中にちみちみ読む!という主義なのだが、なんとなく夜に寝られなかったので・・・。 【送料無料】阪急電車価格:560円(税込、送料別) 最初、読み始めた時にちょっと違和感が…

ATMのしくみ

きのうつった足(正確にはふくらはぎ)がまだいたい。2日めも残るなんてどうかしてる。カリウムをとらねばならないらしい。 ところで仕事いく前にATMで振り込みをしようとして、ぼーっとしてたのか、うっかり紙幣のところに100円玉を入れてしまう。ち…

どういうわけか・・・

起床直後に左足がひどくつった。 なんもせんのにゴーヤがえらい元気(間引きした苗を、かわいそうだからぞんざいに植えたらそれすら根つく)。 仕事にいこうとしてバックごと財布忘れる。 歩いていると久しぶりに履いたサンダルだからかくるぶしがすりむける…

妹に本を送る

妹が来た時に選んだ以下の5冊をクロネコで送る。 【送料無料】打ちのめされるようなすごい本価格:2,400円(税込、送料別)【送料無料】ロシアは今日も荒れ模様価格:520円(税込、送料別) 嘘つきアーニャの真っ赤な真実価格:580円(税込、送料別)【送料…

読みたい本 『毫モ異ナル所ナシ−伊澤修二の音律論』

副題がなければ何が何だか分からない。副題があってもよく分からない。で、これを関学教授の吉田孝氏が紹介している文章があって、それを読んでやっとこさ意味が分かった。 【送料無料】毫モ異ナル所ナシ価格:4,200円(税込、送料別) 何と何が「毫モ異ナル…

金銀花涼茶

お盆中は急ピッチでいま翻訳している本にある譜例を作っている。そして昼間、基本的に冷房は使わない。汗だらだらのなか、このお茶に助けられている。 [rakuten:chasyayou:10000104:detail] これは頂き物なのだが、体に良さそうなものがいろいろ入って、さら…

またもや死闘…甲子園も神宮も

この日は朝から晩まで作業三昧。作業のおともはやはりラジオの高校野球だ。 やがて北北海道代表の白樺学園と智弁和歌山の試合が始まる。家の人は大音量でノリノリの音楽を聞いている。「北海道は応援しないの?」と控えめに聞いてみると、別に興味ない、とい…

高校野球で鳥肌が…

この日は仕事がキャンセルになり、1日オフになった。家の人は図書館に行き、私は家で訳書に使う譜面をフォトショップでせっせと作っていた。数日のブランクにより、自ら定めた「長短問わず一日5曲」というノルマが大幅に滞っていたからだ。 時計代わりに朝…

横浜から妹が

ひさしく忘れていた「家族」や「先祖」という存在を思い出させてもらった数日後、横浜から妹が来た。貴重な大阪行きの一日を、私のために費やしてくれたのだ。 朝の10時過ぎ、電話が入ったので妹を地下鉄まで迎えに行く。あ、きたきたと思って改札に近寄ると…

『時の地図』上下

なんちゅうたらよいのか、SF版「藪の中」ともいおうか。あまりにも時代がかかったSFやなあと思って読んでいたら、私もだまされていたり。なんどもひっくりかえされて、読んでいてくらくらするような感じがした。 時の地図 上 (ハヤカワ文庫NV) (文庫) / …

告別式

あまり詳しいことはかかないが、家の人のおばあちゃんが亡くなって、見送りに行った。亡くなった方が火葬場で焼かれるのを見守るのは、生まれて初めてだった。6人で花をたむけて、焼き場に吸い込まれるお棺を見つめていた。中からムんとすごい熱気が感じら…

大阪でもねこサポーター制度

2011年8月10日付朝日新聞朝刊 大阪を歩く 公園ねこ 地域でお世話 数抑制へ 大阪市サポーター制度 去勢・避妊手術、えさやり、掃除… 【ヘッドライン】 公園に住む猫の数を減らしていくため、大阪市は4月から「公園ねこ適正管理サポーター制度」(公園ねこサ…

『国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団』

↓には題名しかないけど、やはり副題がないと、って感じ。2011年現在いまだに首位をキープしているので、もう「万年Bクラス」とは言えないと思うけど、「ヤクルト」じゃなくて「国鉄」だからいいのかな? 国鉄スワローズ1950-1964 (交通新聞社新書) (新書) /…

チーズと中国人

2011年8月7日(日)読書欄に「チーズの歴史」が取り上げられていた。その書評をぼ〜っと読んでいると、「来日するまで、チーズを見たことすらなかった私は」というくだりが目に飛び込んできた。 あわてて文末の評者をみたら、楊逸だった。 そうそう、確か…

自由なねこ

2011年8月6日付朝日新聞土曜版 うたの旅人 天才少女の絶頂と転落 「黒猫のタンゴ」 によると、イタリアにはねこがやたら多いらしい。ほんで、それらの「そこらじゅうにいる」ねこは「Gatto libero」(自由な猫)と呼ばれるという。 のらねこ、というより響…