またもや死闘…甲子園も神宮も

この日は朝から晩まで作業三昧。作業のおともはやはりラジオの高校野球だ。


やがて北北海道代表の白樺学園智弁和歌山の試合が始まる。家の人は大音量でノリノリの音楽を聞いている。「北海道は応援しないの?」と控えめに聞いてみると、別に興味ない、という返事。まあ、家の人は南北海道に属するらしいので(※注)、ただ北海道というだけではシンパシーを感じないのかな、と思い、昨日同様、フォトショップと格闘しつつ、聞くともなしにラジオで試合の様子を聞いていた。


だがしばらくすると、隣からテレビの音声が聞こえてきた。どうも、試合を見ているらしい。ほんなら、とラジオを消し、テレビ音声に耳を傾ける。かなり智弁におされていた試合展開だったが、1対5から、7回にはなんと一挙4点を加えついに同点に。8回にさらに1点追加、これでいけるかな、と思ったら追いつかれ、延長戦に入り、10回に待望の1点、もうこんどこそこれで決まりやろ、と思ったら、その裏に追いつかれるどころか逆転され、とうとう、負けてしまった。


昨日の試合もそうだけど、ほんま甲子園て分からんね。



 白樺学園 001 000 410 1 | 7
智弁和歌山 200 102 010 2 | 8



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そしてちょっと散歩して22匹のねこに挨拶し、うち1匹(黒ねこ)にはさわらせてもらい、あげくに家の人に「その手でオレを触るな」と言われ、帰った時には阪神・ヤクルト戦が始まっていた。


  阪神 002 010 005 |8
ヤクルト 000 001 006 |7


この4時間12分に及ぶ試合で、私は同じ1敗でも価値が違うこと、そして、人生あきらめたらいけない、という教訓を学んだ。


そして、この日は深夜までかかって、訳書に使う譜面を12曲しあげ、この日までのノルマをなんとか達成した。手も腕も肩もがちがち。まさに死闘であった。


※注:家の人は「北」北海道の人だそうです。あんまし北部って感じしないけど、甲子園の地区割りではそうなんだそうです。しかも、こういう話題を過去何回もしたことがあるけど、私は毎回間違っているそうです。