レンジ届く&堀川

仕事に出る前、午前中に配達をお願いしたレンジが届く。Cadenマツヤデンキ)で買ったが、なぜかヤマダ電機の物流センターから届いたのはこれいかに? 業務提携でもしているのだろうか。


ムリムリに冷蔵庫の所定位置まで持ち上げ、ぱかっと開いてみる。最近のレンジは皿がなく、庫内が平らで掃除しやすそう。これは加熱時間を判断するのに、皿に載せた材料の重さで測っていたのを、センサーによる温度検知?でできるよう、技術が進歩したことによるということであった。


仕事が終わってからちょっと使ってみると、回っていないのがなんとなく不安感をかきたてるものの、ちゃんとあたたまって感動した。


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ところで仕事の一つには音楽のかかわりがあるものもあり、自分の勉強不足を痛感しているが、しかし、日常生活においても、なんか、自分の知らない世界を教えていただて、ふと視野が広がることもある。


・その1
ある方が着ていらっしゃる上品なワンピース、それを見た他の方が「あらま、ええもの着てはる〜。和服を仕立て直したの?」と。


え、と改めて見直すと、確かに言われてみるとそんな柄だが、1時間みていて、材質まではぜんぜん気づかなかった。なんでも、浴衣生地だということだが、見る人が見れば、そういうことが一発で目に入ってくるんだ・・・。すごい。でも、私が気づかないと、張り合いもないよなあと思った。


・その2
また別のある方からは、ふんわりとえもいわれぬいい香りがした。いい香りがしますね、香水つけてらっしゃるのですか? と尋ねてみると、「堀川です」とおっしゃった。なんだろう、香りのメーカーの名前かな、と思ったら、「堀川」そのものが香りの名前なんだそうである。




ほう、白檀とな・・・。なんとも風雅な。でも、分かる人にはその香りをかいだだけで、「ああ堀川ですか」なんて粋な会話をかわすことができるんだろうなと。



私は性別としては女性だが、和服やお茶などの和の世界、洋の東西とわず香りの種類やバッグ・服・アクセサリーなどのメーカーにはめっぽう弱い。そしてセンスがない。だから「あ〜そのバッグ!」「そうそう、××の○○ものやねん」「わ〜すごい」とかいう「女子的」な会話に入っていけない。これはもう、あきらめるしかないのかなと思う。