読書

童謡の100年

この日付の朝日新聞朝刊書評。 童謡の百年〜なぜ「心のふるさと」になったのか2018年は童謡百年だとか。 書評を読むと、「心のふるさと」という「なごむ」「懐かしむ」というのどかなイメージとはうらはらな、なにかきな臭いものが漂う。唱歌・童謡のもつ残…

お気に入り短歌&俳句、読書

●この日付の朝日新聞朝刊「歌壇・俳壇」より ・足裏の冷たい猫が床に入り膝の「く」の字の内側に寝る(東京都 伊東さん) →「く」の字がいいなあと思う。よく枕を占領されたり、上に乗られたりというのを見聞きするけど、このねこは足元に寝てるのね謙虚。・…

アドラー&スケルトム

hontで月末に期限切れのポイントがあったので、電子書籍でも買おうと思い、いろいろ物色していた。 で、いぜん、同じアレクサンダーテクニークの講師養成コースに通う人が 「アレクサンダーテクニークとアドラーってけっこう通じるところがある」 といってい…

たそがれたかこ

この日付の朝日新聞朝刊「悩んで読むか読んで悩むか」で、読者の相談に対して荻上チキが「たそがれたかこ」という漫画を紹介していた。3日後、ふとhontでそれを立ち読みしてみたら、なんとなく続きが気になって、1〜9巻を立ち読み。でも、2〜9巻で立ち…

続・自閉症の僕が跳びはねる理由

続・自閉症の僕が跳びはねる理由(東田直樹) [rakuten:surugaya-a-too:44238301:detail] 家の人が借りてきた図書館の本を読んで、ぜひその続編を読みたくなって区民図書館で借りてきたモノ。 7月26日の相模原障害者無差別殺人事件のあとだっただけに、ほ…

金魚屋古書店&飲まさる

●金魚屋古書店がhontで無料だったので仕事の合間に3巻まで読む。そこで取りあげられていた3冊。『白木蓮抄』あとでhontで調べると、電子書籍でしか読めないらしい。 『遙かなる町へ』hontではもうない。外国の評価が高いという。 『宮沢賢治・漫画館』ます…

なぜ あらそうの?

●えほん なぜ あらそうの?なぜあらそうの?作者: ニコライポポフ,Nikolai Popov出版社/メーカー: BL出版発売日: 2000/07/01メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る 夏休みの子どもの本について、戦争を考えるというテーマらしき感じで紹介されて…

能のおもて

能のおもて能のおもて (1976年) (芳賀芸術叢書)作者: 森田拾史郎出版社/メーカー: 芳賀書店発売日: 1976メディア: ?この商品を含むブログを見る なんでこんな本を買ったのか。たぶん古本やさんでだと思うけど、読みはじめてからしばらくは分からなかった。 …

ネコの動物学

この日付の「白水社の本棚」(no.167 2014年冬号)の広告に「ネコの動物学」が載っていた。コピーは「生態、行動、品種から、伴侶動物としての歴史や文化まで、身近で親しい動物のすべてを一冊に凝縮した待望のテキスト」だ。ネコの動物学作者: 大石孝雄出版…

石川九揚 書と文字は面白い

献血センターで読んだ本 『書と文字は面白い』石川九揚著、新潮文庫 [rakuten:surugaya-a-too:11617290:detail] 見開き1頁の読み切りで、少しずつ読むのにはいいかも。 献血後の休憩中にセンターにある本を読んだので、読めたのはほんのわずかだったが、 そ…

やってはいけないストレッチ

この日付の新聞広告の本が気になったのでメモっておく。やってはいけないストレッチ (青春新書インテリジェンス)作者: 坂詰真二出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2013/05/02メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見るなんか、同じ著者で「やっては…

昨日急遽きた仕事を2つこなし、帰りに途中下車してバンドレンのリードをウン十年ぶりに買った。バラ売りが無く散財してもうた…。 その時楽器店で見かけた本。そのうち買いたい。よくわかるピアニストからだ理論~解剖学的アプローチで理想の音を手に入れる~…

ねこ小説?

この日付け朝日新聞朝刊の文芸時評で、藤野可織「おはなしして子ちゃん」を紹介していたが、私は、それとの比較として出されていた藤野氏の前作「にゃあじゃわかんない」の方に興味が湧いた。はたしてこれはねこ小説なのか・・・?

世界名歌曲全集

を500円でゲット!! これは掘り出し物かも。世界名歌曲全集作者: ケイエムピー編集部出版社/メーカー: ケイ・エム・ピー発売日: 2002/12/06メディア: 楽譜 クリック: 1回この商品を含むブログを見る日本の曲も世界の曲もある。後者は英語歌詞と日本語歌…

立ち読み、身体のこと、そして雪国のねこ

昨日の話だが、ちょっと気分転換したくて、仕事帰りに久しぶりに立ち読みした。 まず読んだのはコレ。 (↓の画像を検索するときにウッカリ「年収300万」でキーワード検索したら出てこなかった)年収150万円一家 節約生活15年め作者: 森川弘子出版社/メーカー…

『ねじまき少女』

だいぶん前に読み終わった本だが、さいしょ、なんか不思議な世界のなんか不思議な機械のねじを巻くことをなりわいとした女の子のなんかファンタジックな話かな、と思って読みはじめたら、いきなり南国のもわっとした湿度と強烈な果物の香りがおしよせてきて…

『時間封鎖・上下』

私の中で「設定はむっちゃハードSFなのに内容は卑近」という本がこれまで2つあって、一つは宇宙スケールで見えるスコープという画期的な発明がなされたのに見るのは結局近所のゴシップという本(題名忘れた)、もう一つはこの本である。 【送料無料】時間…

『チュウは忠臣蔵のチュウ』&珍カレー

12月14日は討ち入りの日として、それにちなんだいろんな記事&行事があるが、かなり前に読み終わったこの本はどうだろうか。 【送料無料】チュウは忠臣蔵のチュウ価格:800円(税込、送料別) いや、歴史なんて、もしかしたら後人の「解釈」抜きに語ると、実…

『太陽の塔』

悲しい失恋の話なのであるが、猫ラーメンや招き猫などのこまかいギミックが可笑しい。でも、やはりもの悲しい。どうしても森見作品のヒロインを見ると『夜は短し』の表紙絵を連想する。作中にまなみ号が出てきて、本上まなみが解説しているのもすごいオチに…

読みたい本−福田徳三の本

勤務先の某大学の無料機関誌に、経済学者の福田徳三(1874〜1930)についての対談が乗っていた。この福田さんの『復興経済の原理及若干問題』(近いうちに復刊されるらしいが)は、いま、ほんとうに必要な考え方だと思った。

読みたい本−ミュージッキング

この日の書評に載ってた。 作曲家・演奏家に限らず、裏方さんやスタッフもお客さんも、とにかく音楽に関わる全ての人が参加する、それをミュージッキングというそうだ。 【送料無料選択可!】ミュージッキング 音楽は<行為>である / 原タイトル:Musicking:…

猫文学・猫和歌・猫俳句

2011年9月11日付朝日新聞朝刊 読書欄 猫の本棚 「猫」文学を通して見る人間たち【送料無料】猫の本棚価格:1,470円(税込、送料別) 評の最後の一文「猫は、人を描くために文学が「発見」した希有な生物だったかもしれない」。私にはすでに文中の「描く」の…

マルドゥック・フラグメンツ

昨日通勤中に読み終わった・・といっても、ほんの数10ページ残したまま、読み残していたものだ。【送料無料】マルドゥック・フラグメンツ価格:735円(税込、送料別) 短編集+作者へのロング・インタビューなのだが、やっぱ先に長編読んでたほうがよいよ…

朝の散歩&ねこを捕る・・じゃなくて『ネコを撮る』

日曜にスーパーのまとめがいをしようと思ったが、台風がまだまだ居座っている。とりあえず、早く買い物いっとこか、ということになり、朝の10時すぎに家を出た。散歩をかねて、近所のねこすぽっとをぐるりと一回り。いがいなところに、いがいなねこだまりが…

背番号1の打撃論

この日みたヤクルト×巨人戦の中継の解説は元ヤクルト監督・若松勉さんだった。あまり関西ではないので、興味深かった。試合自体は、雨などで中断しつつ、からくも、といったところか。 巨 人 000 020 041 7 ヤクルト 014 100 22X 10ヤクルトの監督さんは、わ…

黛安娜传

黛安娜传 费欧文著 光明日報出版社、1996年。定価23元。 この日が命日なダイアナ妃の伝記。その一報を、私は上海のホテルのテレビニュースで知った。 その日に日本を離れ、翌日初めての長期留学先・南京に向かうことになっていた。当時、ヒアリングは全くダ…

読みたい本−命の重さはみな同じ

むかし朝日新聞を取っていたときに、新聞代の領収書とともにくれていた小冊子に、野寺夕子さんのフォトエッセイが連載されていた。 その中で印象に残ったものがあった。それはセピア色の、古い古い民家の前に、ややふとったねこが、ふとったおやじのようにお…

継続力

2011年8月27日朝日新聞土曜版 再読 こんな時こんな本 ジュンク堂池袋本店 大内達也さんに聞く 長寿アスリートの秘密ここで紹介されている本のうち、私がいいなと思ったのは(同級生である伊達公子の自伝も捨てがたかったがあえて)下の2点。 【送料無料】…

『ハンターズ・ラン』

【送料無料選択可!】ハンターズ・ラン (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) / G.R.R.マーティ G.ドゾワ 他著価格:1,050円(税込、送料別) ↑には、「G.R.R.マーティ G.ドゾワ 他著」とあるが、作者の名前をぜんぶちゃんと書くと、「ジョージ・R.R.マーティン ガー…

興味を持った本−『ユニコード戦記−文字符号の国際標準化バトル』

これは2011年8月21付朝日新聞朝刊の読書欄で紹介されていた本だが、いやいや、ふだんなにげに目にしている「ユニコード」って、「母体はアメリカ企業を中心とする任意参加の民間団体」だったとははじめて知った・・・。 【送料無料選択可!】ユニコード戦記…