読書

『阪急電車』−電車内の出会い

18日から読み始めた『阪急電車』、昨夜のうちに一気に読んでしまった。本は通勤中にちみちみ読む!という主義なのだが、なんとなく夜に寝られなかったので・・・。 【送料無料】阪急電車価格:560円(税込、送料別) 最初、読み始めた時にちょっと違和感が…

読みたい本 『毫モ異ナル所ナシ−伊澤修二の音律論』

副題がなければ何が何だか分からない。副題があってもよく分からない。で、これを関学教授の吉田孝氏が紹介している文章があって、それを読んでやっとこさ意味が分かった。 【送料無料】毫モ異ナル所ナシ価格:4,200円(税込、送料別) 何と何が「毫モ異ナル…

『時の地図』上下

なんちゅうたらよいのか、SF版「藪の中」ともいおうか。あまりにも時代がかかったSFやなあと思って読んでいたら、私もだまされていたり。なんどもひっくりかえされて、読んでいてくらくらするような感じがした。 時の地図 上 (ハヤカワ文庫NV) (文庫) / …

『国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団』

↓には題名しかないけど、やはり副題がないと、って感じ。2011年現在いまだに首位をキープしているので、もう「万年Bクラス」とは言えないと思うけど、「ヤクルト」じゃなくて「国鉄」だからいいのかな? 国鉄スワローズ1950-1964 (交通新聞社新書) (新書) /…

『TAP』

【送料無料】TAP価格:1,995円(税込、送料別)イーガンの短編集。私にはちと難しかったかも・・・? 好きなのは「自警団」かな。なんか吸血鬼を連想させる怖いヤツと子ども、最後にはどんでんがえしが。 で、ちょっと表紙が内容と違うような気もするが。

興味を持った本−『ユニコード戦記−文字符号の国際標準化バトル』

これは2011年8月21付朝日新聞朝刊の読書欄で紹介されていた本だが、いやいや、ふだんなにげに目にしている「ユニコード」って、「母体はアメリカ企業を中心とする任意参加の民間団体」だったとははじめて知った・・・。 【送料無料選択可!】ユニコード戦記…

ザ・万歩計

この日に読み終わったわけではないが・・・万城目学のエッセイ集。ザ・万歩計 (文春文庫) (文庫) / 万城目学価格:540円(税込、送料別) まずホルモーを読み、そのあと鹿男をテレビで見(なので多部未華子を見るといまだに「しか!」と言ってしまう)、プリ…

読みたい本−中国語生活図解辞典

たぶんこのあたりの日にこの本の広告が載ってた(新聞切り抜きに日付を書いてなかったからわからないけど・・・)DVDとかも着いてると。面白そう!【送料無料選択可!】オールカラー中国語生活図解辞典 中国大陸、台湾で役立つ (単行本・ムック...価格:2,31…

「わたしを離さないで」

・ラジオでかかった歌でいちばん心に響いたのは意外にもアンパンマンのマーチだった。 ・スーパーで募金箱を発見したので、とりあえずちょっとだけ募金をする。最初は金融機関経由の募金にしようかとおもっていたのだが、午前中に行った整形外科で見知らぬお…

『ぼくらはみんな生きている』 続刊?

いぜん、「ぼくらはみんな生きている」という本を書評かなんかで見かけて、 読んだことがあった。ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記作者: 坪倉優介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2001/05メディア: 単行本 クリック: 38回こ…

年収150万一家

前に買ったレシピ本と前後して、こちらの本も届きました。年収150万円一家作者: 森川弘子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/10/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 207回この商品を含むブログ (25件) を見る 最初の一…

妹にあげた本

昨年、妹にあげた本。 猫に名前をつけすぎると (河出文庫)作者: 阿部昭出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1998/12メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る古本屋で買った。昔の人の、猫と「一線を引いた」つきあい方がみょ〜に笑…

『年収150万一家 毎日のこんだて』

ほんらい、これの前に出た『年収150万一家』を買う予定だったのが、 クリックか何かを間違えたのか、この日届いたのはこちらであった。 年収150万円一家 毎日のこんだて作者: 森川弘子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/10/06メディア: 単…

『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』

読了は2010年12月15日だが、この記事を書いたころはすでに『SFが読みたい! 発表! ベストSF2010』も出ていて、この短編集についての言及もちらちら目にした。 やはり、表題作の評判が高いようで、確かにこれっておもしろかった。ただ、小説ならではの良さと…

『どーなつ』

ふつうは読了した日付で書くのだが、このマイルールはもう解除しようと思う。ナイトキャップに読んでいたこの本をいつ読み終わったか忘れたからだ。 北野勇作『どーなつ』。表紙の「人工知熊」の印象があまりにも強く、私が書名を間違って『くまくん』と覚え…

『復活の地』読了

小川一水『復活の地』1・2・3 11月22日読了 「水」がつく作家さんが多く、よく混同してしまうのだが、この作家さんもその一人。 「まあ」おもしろかった、という先に読んだ家の人の評価、アニメ風挿絵、しかも全3巻。 出だしからして、いかにも、のお姫…

『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』読了

読了はこの日付(2010年12月15日)だが、この記事を書くのはもっと後日だ。 なので、すでに『SFが読みたい! 発表! ベストSF2010』も出ていて、この短編集についての言及もちらちら目にした。 やはり、表題作の評判が高いようで、確かにこれっておもしろか…

日本語が亡びるとき

2010年10月30日朝日新聞朝刊 読書欄 ゼロ年代の50冊 【本格小説】時代の光と影描く日本版『嵐が丘』 【日本語が亡びるとき】〈国語〉の行く末を憂う本格小説(上) (新潮文庫)作者: 水村美苗出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11/27メディア: 文庫購入: 2…

『時の娘』読了

ジャック・フィニィ、ロバート・F・ヤング他著 ロマンティック時間SF傑作選『時の娘』読了。 読了…とはいいながら、読み終わった日付はあまり確かではない。 前の『ユダヤ警官同盟』と読了日が近いのは、 この本をたった数日で読み終えたのではなく、この…

『ユダヤ警官同盟(上下)』読了

マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟』読了。 とにかく、最初は取っつきにくかった。 が、新任の上司として別れた元妻が赴任してくる、っていう 絵に描いたような状況になってから、がぜん、おもしろくなった。 というのは、刑事物によくある、クールでか…

NOVA2読了

『NOVA2』は ・書き下ろし日本SFコレクション ・大森望責任編集 と銘打たれたSF短編集で、 12人のかいた12話が収録されている。それぞれの話の題名がかいてあるページをぱらりとめくると、 大森氏による作者の紹介や経歴、人間関係、エピソードが述べられ…

『楽譜の風景』読了

岩城宏之『楽譜の風景』(岩波新書、1983年)読了。 最近つぶれた古本屋の閉店セールで200円で買った。 なんとなく手に取っただけなんだが、 現在、譜面を校訂している自分にとっては まさにタイムリーな本だった。 楽譜の風景 (岩波新書)作者: 岩城宏之出版…

『アリスへの決別』読了

山本弘『アリスへの決別』を、はり・マッサージの通院途中に読了した。 (さいきん、手の状態はとみに悪化している) 冒頭の数編の短編は、このような世相にたいし、 作者が笑いとばしている or 皮肉っているのか、 嘆いている or 警鐘を鳴らしているのか わ…

『シンギュラリティ・スカイ』読了

チャールズ・ストロス『シンギュラリティ・スカイ』を 病院の待ち時間で読了した。 ここ数日で3冊の本をたてつづけに読了したが、 別に速読をしているわけではない。 ある本が残り少なくなると、車内読書が途中で終わってしまって 時間をもてあましてしまう…

『魚舟・獣舟』読了

上田早夕里『魚舟・獣舟』を昨晩読了。

『MM9』読了

このMMは、マリリン・モンローではなく、モンスター・マグニチュードである。 地震に使われるマグニチュードのように、怪獣の規模の大きさを表す。 MM9は史上まれに見る大きさということになっている。 実はこの山本弘『MM9』はドラマ化されており、…

家に棲むもの

仕事帰りにふらっと古本屋にたちよって購入。 家に小林泰三(こばやし・やすみ。たいぞうではない)の本がたくさんあるが この本のタイトルはみかけないので、最初ちょっと立ち読みしてから買った。 が、4つめの短編「肉」の登場人物のへんな名前とマシンガ…

これからの「正義」の話をしよう

上記は、政治哲学についてのマイク・サンデルの本である。 人気があるというテレビ放送のことをからめ、 いぜん、朝日の社説でとりあげられたことがあって ちょっと、興味をもったけど、それだけだった。 ただ、2010年7月21日付朝日新聞朝刊 私の視点 にあ…

戦闘妖精・雪風 読了

戦闘妖精・雪風 読了

『世界は分けても分からない』読了

福岡伸一『世界は分けても分からない』講談社現代新書を読了。二つの上質なミステリーを読んだような興奮を覚えた。 二枚の絵の謎、それらをつなぐ意外でかつ単純な衝撃の事実が示される。 なんで見たときに気づかなかったんだろう、と、どんてん返しに唖然…