妹にあげた本

昨年、妹にあげた本。


猫に名前をつけすぎると (河出文庫)

猫に名前をつけすぎると (河出文庫)

古本屋で買った。昔の人の、猫と「一線を引いた」つきあい方がみょ〜に笑える。


ねこかわいがりすると思えば、首の後ろをつまんで庭にほいほいほおりなげたり
(こういうシーン、なんだか好きです。まえ「ねこばん」というテレビで
伊武雅刀が嫁いだ娘が帰ってくるというので、必死で掃除しながら、
わらわらして邪魔になる猫をほいほい投げてたのを思い出した)
時には、部屋から一生ださない「最近の」風潮に疑問を呈したり。

いまは、地域猫の話が出てるけど、犬と違って、いろんな人にかわいがられながら
自分の猫か他人の猫か分からない、ふっといついてふっと出て行く、そういう
風来坊のような昔の猫との付き合い方って、なんだかいいなあと思ってしまう。



ネコの気持ちを聞いてごらん (幻冬舎文庫)

ネコの気持ちを聞いてごらん (幻冬舎文庫)

これも古本屋で買った。たくさんの猫社会を、飼い主がかわいがりながらも
割と冷静に観察している様子がおもしろかった。
なんか、猫の心理分析をしているような感じ。



猫はこたつで丸くなる  探偵猫  正太郎の冒険(3) (光文社文庫)

猫はこたつで丸くなる 探偵猫 正太郎の冒険(3) (光文社文庫)

いぜんこのブログでも紹介した。妹にも読んでほしくて。
犬と猫の関係が良いなあと思う。



ヒトのオスは飼わないの? (文春文庫)

ヒトのオスは飼わないの? (文春文庫)

惜しい方を無くしたものだと思う。
この本は、私が米原万里の本を読んでいることを知った友人が勧めてくれたもの。
このユーモアあふれる題名がいいな〜。
でも店頭で尋ねるとき、「ヒトのオス…」なんていうとちょっとアレかも。



必笑小咄のテクニック (集英社新書)

必笑小咄のテクニック (集英社新書)

これも米原さんの本。
しかし、テクニック分析よりも、例として挙げられた小咄を読むことそのものがおもしろかった。
でも、例題を解いてみる、という他本にないアイディアはよい。
自分ではとうてい思いつかないオチを見ると、こういう小咄がいかによく出来ているか
より実感できるからだ。