『アリスへの決別』読了
山本弘『アリスへの決別』を、はり・マッサージの通院途中に読了した。
(さいきん、手の状態はとみに悪化している)
冒頭の数編の短編は、このような世相にたいし、
作者が笑いとばしている or 皮肉っているのか、
嘆いている or 警鐘を鳴らしているのか
わらいつつ、ぞっとするというところが正解なのかもしれないと、
個人的に思った。
そして、なんといっても一番のお気に入りはウミサソリ語。
「私はしゅめりとその中にもぐりこんだ」とかね。
作者もあとがきでこういうの考えるの好きと言うてはった。
どうやって英訳するのかな、などと考えながら読んでた。
↓ しかしカバーかけないと読むの恥ずかしいよ。
- 作者: 山本弘,大石まさる
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 文庫
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