『アリスへの決別』読了

山本弘『アリスへの決別』を、はり・マッサージの通院途中に読了した。
(さいきん、手の状態はとみに悪化している)


冒頭の数編の短編は、このような世相にたいし、
作者が笑いとばしている or 皮肉っているのか、
嘆いている or 警鐘を鳴らしているのか


わらいつつ、ぞっとするというところが正解なのかもしれないと、
個人的に思った。


そして、なんといっても一番のお気に入りはウミサソリ語。
「私はしゅめりとその中にもぐりこんだ」とかね。
作者もあとがきでこういうの考えるの好きと言うてはった。
どうやって英訳するのかな、などと考えながら読んでた。


↓ しかしカバーかけないと読むの恥ずかしいよ。


アリスへの決別 (ハヤカワ文庫JA)

アリスへの決別 (ハヤカワ文庫JA)