日本語のポイントは助詞

この日付の朝日新聞朝刊経済面「ろう者の祈り:下」より。

手話は手話という独立した言語で、手話を母語とするろう者にとって、日本語は外国語と同じ。
耳から自然に聞き覚えるということがないので、本当に外国語と同じように日本語を文法から学ばねばならない。

特に、仕事上でメール等の文書でやりとりをせねばならなくなる社会人になると、文法が怪しいことが支障になってしまう。
しかし、手話も出来て日本語文法をきちんと説明できる方に学んでいる、という話。でも、そういう人材ってほんとうに少ないだろうなと思う。

そもそも、日本語が話せるからといって、文法をきちんと理解し、それを外国人に教えることができるとはかぎらない。このことって、理解している日本人て少ないのかも。私は日本人だけど、日本語をきちんと教えられる自信はまったくない。このことは、中国語の授業でもよく言っているけど・・・。

もしよかったら「日本人の知らない日本語」を読んでみるといいかも。そしたら、自分ってぜんぜん日本語文法なんて分かってないと実感できると思う。