まなぶ

2011年1月12日朝日新聞夕刊
 音楽は生きる希望 87歳のピアニスト メナヘム・プレスラー


この記事の中で、メナヘムさんが大切にしているというユダヤの格言について語ってらっしゃった。
それは


 先生から学ぶ 自分自身からはもっと学ぶ
 さらに生徒に教えることで一番学ぶ


というものであった。


先生から学ぶ=インプット
生徒に教える=アウトプット
まあそんな単純なことでもないけど、でも、インプットされた知識が
アウトプットすることで、より深まったり、認識を新たにしたり、
ということが多々ある。


私の先生も同じような励ましをしてくださった。


上のことばには、さらに「自分自身からはもっと学ぶ」という一句が
あることで、インプットとアウトプットとの間に、なんというか、
おそわったものを消化して自分のものとしつつ、
自分を客観視して、自分自身が自分の先生となり
自分のやり方をよりよいようにしていく、という過程がはさまれているようで
より、深いことばになっているな、と思った。