自己啓発を成功させる五つの方法

2010年12月18日朝日新聞土曜版
勝間和代の人生を変える『法則』
 イメージトレーニングだけでは失敗する−自己啓発を成功させる五つの方法


上記の記事に、効果があった方法5つと無かった方法5つが挙げられているが、それらを記事の通りの順番ではなく列挙して、分析してみる。


まず目標を立てる、というのがゼロ番にくるだろうが、そのあとのことを並べる際、【1】〜【5】は効果ありのもの、[1]〜[5]は無しのものとする。太字は私による。


【1】目標を達成したとき、人生に起きることを数え上げる
 [1]成功した人物を思い浮かべて、やる気を起こす
 [2]成功者になった素晴らしい自分の姿を想像する

[1]はただのイメージにすぎないし、しかも他人であるし。また[2]と【1】を比べると、【1】は「数え上げる」という行為を経ることによって、より自分の姿を具体的に想起することができる、ということだろうか。


      
【2】目標達成までの過程をパソコンなどで書きとめる
【3】大きな目標だけでなく、それを実現するための小さな目標も具体的に立てる


このあたりの「日程・目標設定?」の具体的な方法は、効果がなかった方法には見られなかったものである。



【4】小さな目標を達成するたび、自分に褒美を与える。
 [3]目標達成を阻害するマイナス要因(喫煙習慣や健康に悪い食品など)を頭から閉め出す
 [4]目標達成に失敗したとき、人生に起きることを考える


これは、動機付けという行為がプラスに向いているかマイナスに向いているか、という違いかもしれない。【4】は褒美の基準を小さい目標に設定することで、なんども嬉しい思いができる、というのもあるんだろうか。
また[4]は【1】と好対照をなしている。



【5】自分の目標を友人、家族、同僚などに具体的に話すことで、これまでの習慣を変える動機づけをする
 [5]意思の力に頼る


自分自身の意思より、【4】のような褒美や、また他者と目標を共有することで「○○さん○をするんじゃなかったの?」なんて言われたりして他者から律してもらうこともねらっているのかなと思う。


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さあ、私は【5】しかしてないし、それすらまだ怠惰な習慣を変える動機付けになってない。【1】からもういちどやりなおすべきか!