おきにいり短歌&定時制高校

●この日付の朝日新聞朝刊「歌壇」より



キジバトを見知らぬ鳥という妻は鳩サブレを食べ図鑑を開く(奥州市 及川さん)
・鳩サブレがどうにも笑える。そういえば横浜球場?の、ユニホームを着た鳩サブレの看板がまだ確認できていない。


青柿が屋根に落ちる音がして猫がのっそり外に出て行く(三郷氏 木村さん)
・青柿の落下と猫の外出には関連があるのだろうか?


●この日付の通販生活メルマガ
定時制高校の話題。先生方の覚悟と生徒さんたちの矜恃に頭が下がる思いがした。
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私は1年間だけ定時制高校で非常勤として働いた。このような場での経験はなく、何の知識も覚悟もないままひきうけたのだが、あまりにも年齢も熱意も違いすぎる生徒さんたちを前に、自分にはとても無理だという気持ちと、いや、もっとうまくできたのではないか、という忸怩たる気持ちがいまだに交錯する。


ねっころがってまったく授業を聞いてくれない子に、うるさがれながらも毎回のように話しかけてたら、1ヶ月?くらいたってやっとしぶしぶではあるが鉛筆を持ってくれたこと、アルバイト先の話など快活によく話しかけてくれた子、複雑な家庭の事情がかいま見えた子、さらには人生の先輩方が頑張る姿・・・・。記事を読んでいると一つ一つの出来事が脳裏に浮かび、1年でやめた自分の情けなさを思い、さらに、時にはフレンドリーに、時にはびしっと接する先生方の姿が思い浮かんだのだった。