愉快に働く法十ヵ箇条

2010年5月29日朝日新聞土曜版(経済)
磯田道史のこの人、その言葉より」


藤原銀次郎(1869〜1960)の『愉快に働く法十ヵ箇条』


1) 仕事をかならず自分のものにせよ


自分のもの、という解釈が難しい。
自家薬籠中のものにせよ、つまり完全に理解しろということか、
与えられた仕事ではなく自分から能動的にかかわれ、ということか、
人に使われるな、ということか??←6)をみるとこれは重複するから違うな。


2) 仕事を自分の学問にせよ


あるいみ、なってるかな?


3) 仕事を自分の趣味にせよ


これはまあそうかも。
というか、いちおう自分の興味あることが仕事になってる。


4) 卒業証書は無きものと思え


いまやってることは基本的に学歴にも関係ないしな。
ただ、一つの仕事にありつくときにはちょっと関わった。


5) 月給の額を忘れよ


ううむ。
足りてないからいつも額が頭にこびりついてるかも・・・。


ただ、お金も足りないけど、経験の方がもっと足りてないから
お金に換えがたい経験ができるなら
たとえそれがボランティアでも、がんばろうと思ってます。


6) 仕事に使われても人には使われるな


これはたぶん基本的には大丈夫。
ただ、どうしても人にいい顔をしがちな傾向があるので
なるべく、安請け合いはしないように、

よく考えなければいけませんね。


7) ときどき必ず大息を抜け


これ難しい!!
しんどいのに休むことに対して罪悪感(さぼってる感)を
いだくことがある。


一方で、ほんまにさぼりまくって、怠惰な一日を過ごし、
時間を無駄に費消してしまうこともある。


本当に休息を欲しているのか、
それともただのさぼり癖なのか、
自分のことなのに自分で分からないのです。


8) 先輩の言行を学べ


この点に関しては、私はほんとうに周囲の人に恵まれたと思っています。

師も、(友はほぼいないけど)周りの知人たちも
素晴らしい方ばかりでした。


いろんなことを学ばせてくださった、親切にしてくださった、そういうのもあるけど
嫌われることもおそれず、私に厳しいことを言ってくださった方、
特にそういう方々には本当に感謝しています。


9) 新しい発明発見に努めよ


日々発見です。
新しい発見も、こうやってブログに書き留めておけば、
あとで読み直しもできるなと思いました。


10) 仕事の報酬は仕事である


まずは目の前の仕事に真摯に向き合い、結果を残したら
次の仕事がついてくる、ということなのでしょうか。
もしそうなら、この言葉はすごく実感できます。


***

この十ヵ条、「できる人になるための」や
「成功するための」とかじゃなく、
「愉快に働くための」というのが含蓄あるなあと思いました。