竹島・尖閣どう教えるか
この日付の朝日新聞朝刊「竹島・尖閣どう教えるか 文科省に聞く」曰く、
文科省の見解を一言で言うと、見出しにあるように
「国の立場 言い切る指導を」
とのこと。
日本はこう言ってるが、中国はこう言ってる。最近はやりの「両論併記」だったらそうすべきなんだけど、ここだけは片方を要求するのね。
ここは「視点」という補足欄で記者が述べていることが大事だと思った。
論点は2つ。「政府の見解と対立する考えをどうあつかうか」「国がどこまで現場の指導に踏み込んでよいか」。
自国の考えこそが絶対に正しい、と思っている子ども同士には対話は生まれない。
そして、国と個人は一心同体では無い。
いまクラスには日本の子どもだけではなく、多くの国籍の子どもが一緒に学んでいることが多い。
政府よりも国際化が進んでいるのだ。
そして彼らを指導する先生が国際化の最前線に立っている。
私は、なにはともあれまず「現場」の声を聞いていくことから始めたほうがいいと思う。