脱亜入欧の先に

この日付の朝日新聞朝刊オピニオン欄の、元駐日カナダ大使ジョセフ・キャロンさんのインタビューが載っていた。


氏は「隣人は変えたくても変えられない」という。そりゃ引っ越しはできませんしね。そして、カナダとアメリカの関係を、日本と中国に置き換えて論じています。どっちも、?隣国が大国(たまたま、人口比が1:10ということも共通しているらしい)?日本の近代化である明治元年とカナダ建国がほぼ同時期で、同じ頃に大陸国家との交渉の必要に迫られた、という共通点があるということで、中国とのつきあい方のヒントがカナダの対米外交にあるのではないか、という新しい視点。


そして、氏の言葉。

(前略)最も変えなければいけないのは人々の知識であり、感性です。そのためには、もっと他言語を学ばなければ。学生は英語だけでなく、中国語、韓国語、他のアジアや欧州の言語に取り組むべきです。


そうですね。学生のみなさん、ぜひ中国語を学んでください。ほんま頼んますよ・・・。