ゆっくり筋トレ


2009年10月24日朝日新聞 元気のひけつ
  ゆっくり筋トレ 弱めの負荷かけ続ける


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この「ゆっくり筋トレ」とは、正式には「筋発揮張力維持スロー法」(LST法)といい、
ゆっくりと筋肉を動かすスロートレーニングに工夫を加えたものだそうで、
順天堂大学の谷本道哉研究員(筋生理学)が提唱なさったものだそうです。


具体的には、負荷を弱めにするかわりに、筋肉に力をかけ続け、筋肉の血流を抑える。
すると、低酸素状態になった筋肉内に乳酸が増え、成長ホルモンなどの分泌があがり、
強度の高い筋トレと同程度の効果が期待でき、しかも高強度の筋トレほど血圧があがらない、
とのこと。


記事では腕立て伏せを例に


・身体の上げ下げにそれぞれ3秒かける。
・下げた状態で1秒間とめ(反動を使わないよう)、上げた状態でひじを伸ばさない
・1セット10回を3セット(きつかったら膝を床につけても良い)
・休憩は1分にとどめる


というふうな説明がされていた。


ゆっくりな動作ほど実はきつい、というのは太極拳をかじって分かったことなんだけど、
またいろいろな効果が科学的に証明されているんだなあと思った。


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「ゆっくり筋トレ」や「LST法」についての本はなかったが、
こんなのがあった↓

筋トレまるわかり大事典

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5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる ストレッチ・メソッド (カラダをつくる本シリーズ)

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↓また「スロトレ」とも呼ばれているらしい。

スロトレ

スロトレ