コンサート

ピアニストの、ピアノコンサートをまともに聴くなんて何年ぶりだろうか。いただいたチケットで今回、久しぶりに「音楽」を堪能した。


近くの公園のベンチでおにぎりをほおばったあと、かなり早めに会場に入る。少し前の列には、おじいさんと孫娘らしき子も座っている。


奏者はフランスの方で、演奏曲も知らない曲が多かったのだが、1つの楽器から、あんなにいろいろな音色が出るなんてほんとうに不思議でたまらない。俗に言う、ベルベットの上を真珠が転がるような・・・という比喩(この言い方が有っているのかどうかうろおぼえだが)。叩いて音を出すのに、なんであんなやわらかい、繊細な音がでるのだろうか。


途中で、パンフレットにあった「CMでおなじみのあの曲」が、弾き始めて初めて「あああれ!」と分かった始末。ほんとに音楽のことしらないなあと自分の無知さを反省しきり。


アンコール3つもひいてくれた。

もしかして主催者の人から「大阪人はなんべんもひいたらんと終わらんで」と言われたんちゃうかと邪推してしまった。