ネイガウス

いま翻訳している本に、ロシア人ピアニスト、ネイガウスの言葉が引用されているので、ぴょぴょとネットで調べ、ヒットした人名、スタニスラフ・ネイガウスのことかなと思って、そう訳していたけど、この日、改めて調べてみると、スタニスラフのお父さんであるゲンリッヒの方が、『ピアノ演奏芸術』という著作をものしていることが分かった。


もしかして、この本からの引用だろうか。でも現物はない。いくつかの大学図書館で所蔵されていることを突き止めたが、私がOBとして利用できる近所の大学図書館にはないことがわかった。もし閲覧したかったら、自分がいま非常勤として働いている大学まで行って、そこの図書館に紹介状を書いてもらい、その大学に赴かねばならない。


あとで家の人に、取り寄せもできるかも、ときいたのだが、しかしどちらにしろ、仕事にかかわるものはいつでもすぐ手に取れる状態にしておいたほうがいい。仕方ない、ネットで調べてみたらアマゾンで見つけてしまったので、購入を決意した。


「ぽちっとな」で注文確定。こんなに簡単に本を買えるのってちょっと怖い。