お気に入り短歌&俳句

この日付の朝日新聞朝刊「歌壇&俳壇」より

・ロシア語の標識多き根室ゆく海をへだてる島の雪見つ(仙台市 沼沢さん)
【馬場あき子評:第二首は旅の歌だが、ロシア語が増える根室近辺から望む北方の島の雪への思いがある】
→ロシア語の標識は釧路にも見られた。北海道独特なのか、それとも日本海側にもあるのかな?


・「南陽市」どこが南陽とひとりごと言いながら吹雪く中除雪する(南陽市 渋間さん)
佐佐木幸綱評:山形県南陽市は民話「鶴の恩返し」で知られる。除雪しながらの愚痴が可笑しい。】
→民話の話は知らなかった・・・。

・そばにいてほしくなければひとりにすそばにいてやることしかできぬが(館林市 阿部さん)
【高野公彦評:第一首、妻を詠んだ歌だろうか。押し付けがましくない、深い愛情の感じられる作。】
→ひらがなばかりなのがやさしいかんじがする。

・意気揚揚流石(さすが)我が家のうかれ猫(神戸市 岸田さん)
→「うかれ猫」・・・?