肋間筋は呼吸に使う

この日付の朝日新聞土曜版「続・元気のひけつ」の「季節性のこり」について。
「のこり」ではなく「凝り」の方。

冬の間、寒いから縮こまって春に凝る、というわけではなく、
咳やくしゃみをするときに全身に力が入って筋肉がこわばるのが原因だとか。

ここで取りあげられているのは「僧帽筋」と「肋間筋」。
僧帽筋は背中にフードのように広がっている筋肉、肋間筋は肋骨の隙間をうめている筋肉だ。

全身に力を入れて咳やくしゃみをすると、特に僧帽筋が凝るらしい。

また咳やくしゃみの際は前傾姿勢になりがちで、
この姿勢のままでいると、伸びたり縮んだりして呼吸運動をする肋間筋が使われない状態になり
呼吸が浅く、酸素不足による血行不良で凝りが悪化するという。

肋間筋はともかく、僧帽筋の登場はちょっと以外だった。
全身に力を入れて咳くしゃみをすると、なぜあらゆる筋肉の中で特に僧帽筋が凝るのか、という理由は書いていない。
これはちょっと探求すべき内容だと思った。