お気に入り俳句&短歌

この日付の朝日新聞朝刊「俳壇」「歌壇」より

●日本語の行方はしらずうかれ猫(加賀市 笠原さん)
金子兜太評:十句目、笠原さん、日本の観光地化を思うや。】
⇒俳句よんでも評を読んでも意味が分からず、ただ「うかれ猫」のみが印象づけられたという不思議な句。

●春服のテリアに威嚇されにけり(高岡市 池田さん)
⇒なんかすごいむかつく。


●春風に光る木の芽や猫の耳聞きたいことだけ聞いている耳(アメリカ ソーラーさん)
⇒逆光に照らされてうぶ毛が金色に輝くやわらかくてあったかそうなねこ耳が絶え間なく動く様子が脳裏に浮かんだ。
あいつらは態度はでれ〜っとしているときも耳はとても真剣だと思う。

●スペ、ルー、ド、ポー、イギ、ノル、フィ 欧州の国名記す点字地球儀(名古屋市 福田さん)
【高野公彦評:第1首、点字は文字の大きさをあまり小さくできないので、スペインは「スペ」と略記するという。】
全盲の鍼マッサージの先生から聞いた「見えない」人々の世界のことを思い出した。見えない人の挨拶、運動会、洋服選び・・・等々。どれも見える人の世界とは違う、別の世界が広がっているのだ。この地球儀も。



●辛子和えのつもりで買いし菜の花は居間で春待つなのはなとなる(東京都 松本さん)
⇒気持ち分かる。


●回転寿司の川を下ってやって来る鰆鱚鯛鰹鱧プリン(神奈川県 九螺さん)
⇒最近はカレーも麺もなんでもあるね。シャリカレーとかシャリコーラとか(普通のコーラは余り好きじゃないのに)ちょっと興味ある。


Cpicon 簡単!ヘルシー水菜と梅としらすの春パスタ by ピンクローズ☆