草原の遊牧民、ただ1人の参加

この日付の朝日新聞朝刊スポーツ面に、「草原の遊牧民、ただ1人の参加」という記事があった。

なにに参加したかというと、札幌市で行われた障害者ノルディックスキーのW杯。なぜこの記事が心に残ったかというと、障害が残った理由は、ナーダムの競馬での落馬だったと書いてあったからである。


私達が良く演奏する「賽馬(サイマ)」はこのナーダムの競馬を表現したものである。その競技の中で、障害を負った人もいること、そしてそこからパラリンピックに進んだ人もあったんだなあと。

それを知ったからといって、演奏の内容が変わることもないだろうけど、でも、この話を身近に感じたのは、「サイマ」という曲との出会いがあったからこそである。

つまり、私の知見を、音楽が広げてくれたということだ。