お気に入り短歌/漢方の脈診/非常勤講師
●この日付の朝日新聞朝刊「歌壇」より。
・前世には猫なりしかと思ふまで猫が好きにて猫に好かるる(仙台市 坂本さん)
→私はねこは好きだがねこに好かれない。なのでたまにフレンドリーなのらちゃんに寄ってこられるとうれしい。
某テレビ番組によると、「わ〜かわいい!!」というたり寄っていったり見つめたりするのはねこにとって「殺気」と感じられるので(ショック!)、悟りを開く坊さんのように無我の境地で接するとねこのほうから寄ってくる、とのことだった。
・雪の道寄って離れて縺(もつ)れあうヒトの足跡イヌの足跡(高岡市 池田さん)
→同じ光景を北海道で見たことを思い出した。ほんとにこんな感じ。平行ではなく、トトトトといぬの足跡がヒトの方に寄っていったかと思うと、何か見つけたのかトトトトと離れていったり、時には交差したり、点点とマーキングの跡があったり。
雪国の人々にとっては当たり前のことかもしれないが、何時間も前の足跡がそのまま凍り付いて残り、足跡だけでなく動きまで推測できたりすることが、私にとってはとても新鮮だった。
●同紙朝刊「非常勤講師「労働者と認めて」」
http://www.asahi.com/articles/DA3S12783520.html
東京芸術大学は非常勤講師を「個人事業主」として契約してるんだって。
なんかね、記事を見ていると怒りを通り越して切ない。
私達ってなんなんだろうかね。
●久しぶりに漢方薬局に行った。
今後しばらくの漢方のテーマは、「春先の長引く咳を治す」。
もう何年も春先のみ酷くなる咳に悩まされていた。
日常生活だけでなく、人前で話す機会もいくらかあるので困っていた。
そこで2015年春、思い立って呼吸器科に行った。
いろいろアレルゲンを調べるも、メジャーどころにはひっかからない。
ただ、なんか装置を使うと、確かに炎症反応があり、軽いぜんそくということに。
そこで処方されたステロイドを毎日1度吸引し、翌2016年春はなんとか乗り切ることができた。
ほんで、秋頃から、また2017年春に向けてもうそろそろ通院せねば、と思いつつ、
バタバタしていて、ついに年があけてしまったのだ。
そこで、漢方薬局で相談してみて、今年は漢方による治療を試してみることにした。
処方してもらったのは衛益顆粒。主成分の黄耆の作用により、身体のバリア機能を高めるそうだ。
んで、脈診の時に、ふと「なんで右手と左手で脈を診るんですか? 両方で脈が違うんですか?」
と質問したら、答えてくださったのだが、忘れてしまったので、ネットで調べてみた。
詳しくは以下で。なんかそれ以外の記事もすごく面白い。
なんといってもイラストがなんともいえず味わい深い。
http://shinkyu.pro/wakaru/%E9%8D%BC%E7%81%B8/%E3%81%9D%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%88%86%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%86%EF%BC%9F%EF%BC%81%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E3%81%AE%E8%84%88%E8%A8%BA/
●残念ながら塩麹じゃなく塩で/お湯に入れるとさっと緑になるのが不思議。茎の固いところのこりこり感と塩みが個人的に好み。
液体塩こうじでホタテと菜の花の中華風炒め by ハナマルキレシピ