本番のように練習する

この日付の朝日新聞朝刊に、SPの結果を受けた真央ちゃんとキムヨナの記事があった。昨晩、最後まで見ていたのだが、記事によると、ヨナが一年ぶりの国際大会で重圧を吹き飛ばせるのは「練習の時から試合のように自分に重圧をかけている」とのこと。


具体的にはどういうことか。記事は大学のスポーツ心理学の鄭在恩さんの言葉をひいて述べた部分をまとめると


・練習で演技をする前と、試合で演技をする前の準備の手順がほとんど同じ。
・なので、試合に練習と同じ心理状態で臨め、その(練習の)成果を出すだけでいい、と考えるだけでラクになれる。


だそうだ。

その夜も最後までフリーを見て、真央ちゃんがちゃんと自分の成果を出し切ったようで、ほっとした。キムヨナも素晴らしかった。私は彼女の手がつくりだす表情がとても豊かで、見ていてとても美しいなと思う。で、全体的に一番よかったと思ったのはコストナーだった。最も安心して見れた、というよりも、試合を見てるという意識がすっかり無くなって、ただただ最初から最後まで、うつくしい舞踊をじかんをわすれて見とれていた、という境地にいたったからだ。