もの供養−景徳鎮の茶碗


金物を磨いていて、ふとシンクに置いたとたん、先に置いていたお茶碗を割ってしまった。いちおう、アロンアルファでつなげてはみたけど、ヘンになってしまい、処分することに。


留学中、焼き物で有名な景徳鎮に行って、唯一買ったものがこの茶碗。隋代にできた隋窯かなんか、そういう名前の窯か、あるいはそういう名前の焼き物(もうほとんど記憶にない)だった。ちなみに、糸底にはなにも書かれてはいない。



当時景徳鎮は前年にひどい水害に遭い、一帯が水につかったばかりか、観光客も激減したという。(確かに、私達の見た限りでは、あまり人がいないなあという印象であった)なので、ねだんのまけかたも半端じゃなかった。これも、たぶん何百元かで買ったのだろうけど、たぶん、2〜300、がんばっても500以上ではなかったと思う。


しまっておくのももったいないから、帰国後、大事に使っていたが、とうとう、あかんようになってしまった。ここにあげて、供養します。