琵琶湖周航の歌・月の砂漠・みかんの花咲く丘・見上げてごらん夜の星を

昨夜、というかこの日の未明、中国人の先生から日本の曲について尋ねられたこともあって、簡単な紹介文をメールに書いて送った。
以下、それを日本語に直して、ここにメモっておこうと思う。


+琵琶湖周航の歌(biwako shuukou no uta
・参考音源:琵琶湖周航の歌 加藤登紀子


・参考サイト:高島市のHP
http://www.city.takashima.shiga.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1134976319645&SiteID=0


1917年作曲。のち、加藤登紀子が歌って有名になった。日本最大の湖「琵琶湖」の美しい自然とロマンチックな周航の様子を描いた、とてもさわやかな曲である。


+月の砂漠(tzuki no sabaku)(biwako shuukou no uta
・参考音源
子どもが歌っている「月の砂漠」


私の「月の砂漠」のイメージに近いギターソロ


・参考HP:月の砂漠−ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%B2%99%E6%BC%A0


1923年作曲の童謡。この曲を聴くと、日本人は銀色の月明かりのもと、駱駝に乗った王子様とお姫様というとてもロマンチックな光景を思い浮かべる。大人の鑑賞に十分堪えうる名曲。


※今回こうやって調べてみると、童謡として歌われている月の砂漠ってけっこうテンポがはやいんだなあと思った。



+みかんの花咲く丘(mikan no hana saku oka)
・参考音源:みかんの花咲く丘 川田正子


・参考HP:
花と海といで湯−伊豆伊東観光ガイド
http://www.youtube.com/watch?v=I0edd-s7NyQ
花はいつ頃咲くんですか−愛媛みかん産地直送ファーム
http://www.1mikan.com/question/000175.html



1946年作曲の童謡。「みかん」は中国語の「橘子」の意味。この曲はみかんの産地で有名な静岡県伊東市でみかんの花が咲き誇っている美しい光景を歌っている。みかんの花は5月に咲くが、このころは天気もさわやかで、さらに歌詞に歌われる遠景の海に小舟が浮かんでいるようすとあいまって(みかんは日当たりがよいところを好むため、みかんをつくっているところは一般に丘陵地帯なので、その高みに登ると海がみわたせるのである)とてもすがすがしくて伸びやかな感覚を覚える。


※「みかんの〜」と曲名を打ち込んで検索していたら、こういうサイトを見つけた
みかんの花咲く丘−手遊び 
そういえば、私も幼稚園のお迎えのバスを待っている間、よくこうやって友達と遊んでいたものだ。ほんとうに懐かしい…。




+見上げてごらん夜の星を(miagetegoran yoru no hoshi wo)
・参考音源:見上げてごらん夜の星を 坂本九


·参考HP:見上げてごらん夜の星をウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%A6%E3%81%94%E3%82%89%E3%82%93%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%98%9F%E3%82%92


1960年作曲。坂本九の歌で有名。夜間学校で苦学する青年たちを励まし、また美しい夢を追い求める希望も描く。坂本九は1989年の飛行機事故で48歳の若さで亡くなり、この死は当時の日本人にとってとても衝撃的なことだった。この曲を聴くたびに、人々は坂本九を懐かしむのである。


※ついでにウィキで坂本九も調べてみたら、上記の飛行機事故は文字通り「万に一」の確率で起こってしまったことだったことを知り、とてもびっくりした。


坂本九ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E4%B9%9D
乗る直前まで、別の機への変更を願ったがかなわず、しかたなく乗ったこの飛行機が墜落してしまったらしい…
人生、こんなこともあるんだなと…。