全日本吹奏楽コンクール結果&個人的ビックリ情報!
2010年10月30日朝日新聞朝刊
全日本吹奏楽コンクール 出雲一中に金賞
音楽にふくらみ / のびのびとした演奏
全日本合唱コンクール(高校B)武庫川女子・坂出も
演奏最高だった / 歌声 気迫増した
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昨日、合唱と吹奏楽、どちらも全国大会に出場した中学校の記事について紹介したが、
この日、両コンクールの結果が載っていたので、チェックしてみた。
話題になった仙台市立八軒中は、吹奏楽は銅(おめでとう!)、
合唱はその日に行われるということで、結果はまだ載っていなかった。
が、その名を探しているとき、私はそこに、思いがけないものをみた。
なんと、仙台市立八軒中の数個あとに、母校の名が載っていたのだ!
佐賀市立成章中学校 銅賞
私は小学校から金管バンドをやっていたので、成章中学校に入ってブラスバンドに入り、
サックスパートを希望して、やがてソプラノサックスを担当するようになった。
しかし、それも数ヶ月だけで、まもなく人数が足りないクラリネットに回された。
サックス・クラリネットの両先輩の話では、いぜん、赴任した先々で
その学校のブラスバンド部を九州大会までつれていくという、
とても優秀な先生が顧問だったという。
しかし、その先生の後任に来た女の先生は、音大出だが、ブラスの指導は未経験。
最初は、先輩の先輩方の反発がすさまじかったらしい。そのせいか、
九州大会常連のわが校は、しばらく県代表になることができなくなった。
しかし、その女の先生もとてもがんばって勉強し、だんなさんである
となりの小学校のブラスバンド部を指導する先生にも協力してもらい、
何年もかかって、部を立て直した。
そうやってある年、長年の苦労が実り、やっと県代表になることができたのだった。
私自身も、補欠であった1年生の時も含め、3回、九州大会に出場することができた。
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のち、そのころの年より倍くらい年取ったあと、ふとしたことで母校のHPを見てみた。
ブラスバンド部の写真もちゃんとあった。でも、昨今の少子化を反映し、人数は実に少なかった。
私の時代の、1学年ほどくらいしかいなかったのである。
こんなに少なくなっても、あの部室で、頑張っているんだなあと、しみじみ思ったものだった。
しかし、彼らは私達よりももっとすごい、九州代表としてあの普門館の全国大会に出場するという
当時の私達にとっては夢のような話であった偉業を、なしとげていたのだった。
すばらしき後輩たちに、こころから拍手を送りたいと思う。