高橋真琴

2010年10月27日付朝日新聞夕刊
 人生の贈り物 少女画家 高橋真琴(76)
 その3 花も鳥も 命を感じて「マコトピア」



懐かしい名前に出会い、この連載をずっと読んでいます。


この回では、高橋さんがペイネという画家に会いに行き
「あなたの絵によって日本の若い人の恋愛観が変わるだろう」と
伝えたという話が載っていて、ペイネとはどんな絵を描くのかと
おそるおそる調べてみたら、わりとほのぼのと可愛いかったりしました。


でも、見る人がみたら、けっこう革命的な(?)絵なのかもしれませんが。



ところで、例に漏れず、私も高橋真琴の絵があしらわれた
色鉛筆のセットをいまだに持っています。





紙の箱なのでもうぼろぼろです。
かんかんの箱に入った色鉛筆もあるのですが、その絵より
こちらの絵のほうが好きです。
だから、ぼろぼろになりつつもウン十年の間、数度の引っ越しを乗り越えてきたのか…。


というか、改めて思い返してみると、
別に特に大切にしていたというわけではないのですが、
大人になって、この絵を描いた人が誰なのかが分かってからは
うっすらとした思い出に新たな後日談が加わったというか、
なんとなく、捨てがたくなった、という感じでしょうか。


しかし、色鉛筆って、ほんとに使わないものだなあと痛感します。
たまたま2セット持ってて、大人になっても年賀状書きなどに
使ってはいるのですが、それらを30年以上たっても
いまだに使い切れなくて持っているなんて、思いもよりませんでした。




あと余談ですが、この次の日の記事には、
高橋氏のペットのことに触れているのですが、
「わんちゃん2匹とネコ2匹がいるんですが(後略)」と
いぬとねことの呼び方が違っておもしろかったです。

いぬはいぬかわいがり(?)にされていて、ちゃん付けに。
一方、ねこは気ままというか、お互いにかまいたいとき(かまわれたいとき)に
接しているのかな、なんて。