道具から楽器へ


2010年10月26日付朝日新聞夕刊
 米朝口まかせ
 笛は一生やれる仕事や


上記の見出しにひかれてこの記事を読んでみたら、
内容は、米朝さんのお弟子さんである桂米輔さんの話でした。


そこで私が目を引かれたのは、桂米輔さんの以下の一言でした。


「笛というものは使いこめば使いこむほど、音が慣れてきます。
道具が次第に楽器に変わっていくんです」


なるほどね〜と思いました。さらにそのつづきを勝手に付け加えるとすれば
楽器は、次第に自分の身体の一部となっていくんだと思います。


私もそういう境地に一歩でも近づきたいものです。