うごきとことば

2010年1月27月朝日新聞朝刊スポーツ欄 フィギュア四大陸選手権今日開幕
  真央 ジャンプ好調  科学的分析「まだ伸びる」


この記事で、中京大の湯浅教授の分析が紹介されていました。
以下引用です。


*** 引用はじめ


湯浅教授の分析によれば、スポーツ選手は完成した動きを目指すが、
動きは永久にまとまらず、一つ直せば、別の場所で動きにばらつきが起きてしまう。
そしていつか「自分の動きを、失敗も含めて分析できて、言葉で表現することができるようになる」
と語る。イチローがこの域に達しているという。3人(引用者注:浅田・安藤・小塚)は
まだこの手前で、「まだまだ成長する」と説明する。


*** 引用おわり


うごきをことばで表現、ということが新鮮でした。
このふたつにどんなつながりがあるか。言葉にできるということは
失敗の原因を明確に論理的につきとめたということであり、原因がわかったら
それを克服するすべを見いだす手がかりになる、ということかと
自分なりに考えてみました。



湯浅教授の著書について調べてみると、ゴルフ・野球など各スポーツから、
ウオーキング・ダイエット・健康法(ながら・ひねり等々)に至るまで、
いろんな本を書いてらっしゃるみたいです。

そのなかでも興味をもったのが↓ こちらの2冊。


筋肉―筋肉の構造・役割と筋出力のメカニズム (からだ読本シリーズ)

筋肉―筋肉の構造・役割と筋出力のメカニズム (からだ読本シリーズ)



とくに上の本は読んでみたいです。