原爆を許すまじ&お気に入り短歌
●この日付の朝日新聞朝刊「ひととき」欄に、50年ほど前の高校生の時の思い出として、大学を卒業したばかりの先生が担任の先生にあったとき、最初の挨拶で「原爆を許すまじ」を歌い、「人としてしなければいけないことはたくさんある。でもしてはいけないことをしっかり覚えてほしい。戦争と原爆。これを教えたくて教師になった」と言ったという思い出が投書されていた。
書き手は鳥取の方だったが、この思い出が鳥取県のものかは分からない。ただ、佐賀で育った私はこのうたを子どもの頃に学校で習ったのに、北海道で育った家の人は知らんという。私は1番だけだが歌詞までそらんじていたというに。体育館で無伴奏でひびいた歌声が今にも耳に残っている。
●この日付の朝日新聞朝刊「歌壇」より。
・尺八とトランペットの木下闇(こしたやみ)互いの顔の見えない距離に(松戸市 をがはまなぶ)
【佐佐木信綱評:第三首、公園だろうか。楽器の練習をする人たちの気づかい】
→長居公園でも見られる光景。