平野区の古本屋を2件まわる。
ねこ8匹みる。うち半数は飼い猫。うち1匹は勝手につけた愛称を「まつい」という。いぜん背番号55を背負っていたことから。



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2013年1月19日朝日新聞朝刊オピニオン欄
インタビュー 開成中学・高校校長 柳沢幸雄さん エリートの育て方


「エリートの育て方」というお題はなんだかなあという感じだけど、インタビューの内容はとても面白かった。特に下の数点。


  • 東大生の3分類:燃え尽きたグループ(受験エリート)、冷めたグループ(首都圏の伝統進学校)、燃えているグループ(地方出身の下宿学生)、うち一番伸びるのは最後のグループ
  • 発言への抵抗を少なくするための工夫:たとえばなんかのテーマ(水俣病など)を質問、前の人と同じ事をいったらダメというしばりをしておくと、あとにいくほど苦しくなる→最初に発言した方がラクだと気づかせる
  • 決断の権限を持つ→決断を間違えれば退場するのがエリートの条件。エリートの証は身分保障と給与保証がないこと。だから講師じゃなくて教授から先に契約制にしたら、という提言
  • あなたの国があなたに何をできるかではなくあなたが国の為に何ができるか問えというケネディの言葉の引用。「国」を「あなたのまわりの若い世代」に言い換える。
  • 李登輝民主化で、海外の学生があかん順から戻ってきてたのが逆転して優秀な順から戻ってくるようになったこと。