彩雲追月・黒烏龍茶メモ

この日ではなかったかもしれないが、ラジオ「日曜さくらいクラブ」にキダタローがでているコーナーがあって、ちょっと興味深いことを言っていたので、メモっておこうと思う。


任光作曲の広東音楽に「彩雲追月」という曲がある。私は先に中国音楽のことを知り、そのあと、この曲が昔は「南の花嫁さん」として知られていた、ということを聞いた。
その話題をキダさんがはじめたので、思わず聞き耳を立てた。まあ、だいたいはそれまで聞いたことがある話だったけど、これが古賀政男の作曲だとされていた、ということは知らなかった。


また、あの劉暁波さんのノーベル賞授賞式の時に、バックのバイオリンがこの曲をひいていた、ということだった。


あと、私の手元のメモには、昭和16年、昭和17年、という年号のほか、「向こうに行った時に彩雲追月を聞く」と書き留めているが、これはなんなのか。主語は古賀政男なのか。あまり記憶にない。


キダさんの話にはもう一つあって、これと逆パターン、つまり、日本の曲なのに中国人が作った、と思われていた曲がある、と。お、喜納さんの「花」の話かな、とまた耳をそばだててきいてたら、あの黒烏龍茶の音楽のことだった。

05|3・♯2 43 05 |2 3 4 05 |2・♯1 32 05| 1 2 3  …

てなやつ(分かる人には分かる譜面)。4分の4か4分の2かは不明。
あれが、そう誤解されていたんだって。