自分を律しない自由は空虚

2010年11月11日朝日新聞夕刊
 私の収穫 生活を律する 関川夏央〔3〕


(27歳で専業の書き手になって)フリーという立ち場の時間は
みごとにとりとめなく過ぎる。いくらでも怠けられる。
自分を律しない時間は空虚、とすぐに身にしみた。



私がいちばんおそれているのはこれだろうな、と思った。
年を重ねるごとに、なにか自分で自分を許してしまう、
悪い意味での「おとな的」な時間の過ごし方が増えてしまったように思う。


このあとの文章は、「生活を律しながら何かを得る」という
一石二鳥を狙って、いろんな習い事をした、という内容が続くが
私の場合、趣味の団体は1つはやめ、1つは無期限停止、
習い事も1つは年内まで休み、と、体勢は整えた。



あとは、出版された翻訳本を先生に謹呈するまで、
がんばるのみ! しかし、根がこうだから、どうしてもゆるんでしまう。


そうならないよう、ここに書き留めておきたい。