二胡を極めよう 第6集

このシリーズの6集は特に意義がある。


というのは、1〜5級までは、日本の二胡検定試験のレベルは中国より低い。
たとえば、5級の自選曲の拉駱駝や喜唱豊収は、
中国では多くの場合、4級前後に属している。


(注:中国の場合、級の数が多いほどランクは上。つまり、1級が最も低い)
(注:でも、陽関三畳が日本でも5級って…。これは中国でも5級になっているし、
   検定書によっては、7級ランクにしているものも。
   古曲の理解って、かなり難易度が高いと思うのだけど…)


しかし、この6級から、曲の難易度が中国と同じになる。
つまり、中国で受けようが、日本で受けようが、6級の価値は同等になるのだ。


だから、5級と6級の間には大きな壁があるのだが、
それをぜひ乗り越えて、6級に進みたいモノである。