韓国のねこ人気&中国の京劇コスプレ人気

まず一つ目はこちらの記事から。



2010年7月31日朝日新聞朝刊アジア欄
 不吉は昔 ネコ人気 日本の文化流入


ここでは、日本の猫カフェ、招き猫やハローキティなどの猫キャラの流入で、
伝統的な「不吉」のイメージに縛られない若者の中で、
ねこカフェで楽しんだり、ねこを飼ったりすることがブームになってるらしい。


驚きなのは「10年前は買う人はほとんどいなかった。今は2〜3割が猫ですね」
というペット店主の言。その変化のすごさを実感したが、改めて考えれば、
私も10年ほど前は、そんなにねこねこ言っていなかったような気がします。


もっとさかのぼると、小さい頃は犬を飼いたいなあとか思っていたし、
一方猫の方はというと、ピアノの先生の家のねこが急に鍵盤の上に飛び降りてきたりして、
むしろ、恐怖の対象だった。


それが、わざわざ散歩にねこがいるルートを選んで遠回りし、
ねこをみかければ挨拶し、写真をとったり、機嫌が良かったらなでなでしたり、と
ここまで変化したのはなんでかなあと。


また思い出したら書いてみよう。



***

もう一つは、中国は瀋陽の記事。


 「京劇姿で写真撮影 役者気分でキリリ」



ここで紹介されているのは、本格的な京劇の舞台装束で写真を撮る愛好者たち。
記事で取り上げた女性は、1時間かけてメイクし、
「楊家将」のヒロイン・穆桂英のいでたちで写真を撮ったという。



そういえば、今年か去年の冬に飛行機に乗ったとき、機内誌で、昆劇をを楽しむ
しろうとのファンたちのことがのことが書かれていて、興味深く読んだのですが、
写真を写すだけ、というのもあるのですね。


ただ、ここで特に目を引いたのは以下のような一文でした。


 中国文化の心髄とも形容される京劇だが、多くの客は伝統藝とコントを組み合わせた
 最近流行の「二人転」などに流れ、衰退傾向にあるという。



「二人転」は、東北に行ったときに、恥ずかしながら「二人台」と勘違いして
見に行ったことがあります。なんというか、男女ペアのしゃべくりあり寸劇あり
お客さんとのゲームあり、というものでした。下ネタも満載で、
まあ、そのときは覇王別姫のパロディで下ネタを繰り広げていた、というところが
中国らしいなあとおもったり。


あれって、実は流行の先端をいっていたのねえ…。



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