この日前後、トイレのくもが別のくもを食べていた。
食べられたくもはと、「ぺっ」というように
足だけがくしゃっとまるめられて
下に落ちているのが哀れだった。
しかし数日後、小さいくもが2匹増えていた。
しばらくしたら3匹になっていた。
わたしは、あれは共食いではなく、
くもが交尾したあと、めすがおすを食べたのではないかという
自説を展開した。だから小ぐもが生まれたのだと。
家のヒトからはいまいち同意をえられなかったが…
しばらく、こぐもによるスリートップ制が維持されていたが
そのうち、1匹減り、2匹減り、まんなかの1匹だけが残っている。