アシタカせっ記


「せっ」の漢字について

●物語に於ける創作漢字
http://takraryo178.hatenablog.com/entry/2014/10/17/105957

なんと、ウィキペディアによると、この「せつ」の字は台湾には実在する字らしい。

ウィキペディアもののけ姫」の注釈1より抜粋

「𦻙記」の読みは「せっき」。「𦻙」(草冠の旧字体の下に耳を二つ)は宮崎による「正史には残らずに耳から耳へ伝えられた物語」を意味する創作であり日本の漢字には存在しない。これに相当するものが台湾の漢字に存在し、UnicodeではU+26ED9(CJK統合漢字拡張B)に収録されている。「聶」(耳を三つ)は誤記あるいは代用表記。

ついでに、宮崎監督が途中で映画の名前を「アシタカせっ記」に変えようか、というて、鈴木さんがうんうんといいながらそのままにしていたというエピソードが面白い。

もしほんとうにそれが実現したら、主人公はサンではなくアシタカということになる。
そしたら、この物語の受け取られ方も、変わっていたのかもしれない。

もういちど、アシタカの視点からこの物語を見直してみるのも面白いかも。
いやいや、テレビでしかジブリを見たことがない私がそんなことを言う資格は無いのだが・・・・