男の日傘

ラジオで「ドッキリハッキリ三代澤保史です」の特集に、「日傘男子」というものがあった。
↓をみると、8月22日(木)放送だそうだが、水曜日だったような気がするけど、でも勘違いだろう。
http://www.kasaya.com/iframe77777.htm


そのときの話で印象に残っているのは、昔は、男にとって日傘どころか雨傘すらも御法度だったようで、そんななか、イギリスのなんたらというヒトが勇気を出して雨傘をさしていたら、子どもに石を投げられたり、乗車(乗馬車)拒否をされたりしたというエピソードであった。そういうふうに戦ってくれたヒトがいたからこそ、現代の男子は雨天時にふつうに雨傘がさせるのだなあと。


そしてこの日付けの朝日新聞朝刊の「耕論」の欄に、森岡正博・ドン小西両氏の「男の日傘」論が載っていた。
(↓は目次+記事の出だしのみ。お金はらってないからね)
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201308270509.html?ref=chiezou


で、なぜこんなことをいま書いているかというと(というか書いているのはすでに9月だが)、このあたりではじめて、日傘+さすべえを使っている中年男性を見たからだ。日傘をさしている男性はいぜんも見たことがあったけど、チャリ+さすべえ併用は初めての目撃である。たぶん奥様のチャリをそのまま使ったのかなあと推測しているが、日本男子の意識も変わりつつあるらしい。



このような意識変革→行動変革の波を自らが実感したのは久しぶりである。


そういえば、いぜんは、女性でも現在ほど日傘を使わなかった気がする。日傘=おばあちゃん、みたいなイメージがあった。それが言われ出したのは、やはりオゾンホールとか美白とかが言われ出してからであろうか。私自身も、日傘を差しだしたのは30代になってからだった。これは美容のためではなく、とにかく楽だったからだ。炎天下を歩く際の疲労度が、日傘によってすごく軽減されるのである。それまでは、なんとなく日傘という荷物が増えるのがめんどくさかったのだが、こんなにラクならば、早く日傘を買えばよかった、と後悔したモノであった。


あと印象にのこっているのは、なんといってもはトイレの各扉ごとの行列からいわゆる「フォーク並び」への変化である。過渡期には、この変化を理解できていないヒトが、行列を尻目に扉の前にずずいと来るということもあったが(場合によっては注意されたり、そのまま見て見ぬふりをされたりした)、現在ではすっかりこの並びが定着した。


このような時代の変革にまた対面してるのかな、と思うとちょっとわくわくする。そのうち、「昔は男の人が日傘を差してたら白い目で見られてたんだよ」「へえ〜」なんて対話をしたりしてるかも。






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