街で気軽に救命訓練

この日付けの朝日新聞夕刊に、4月26日にオープンするグランフロント大阪の中で、月2回、心臓マッサージとAEDの使い方講習がスタートする、という記事があった。


AEDは学校にもある。教室での授業中は自分がある種、責任者的な位置にいる。AEDは使い方をしゃべるらしいし、それに従って使ったら大丈夫らしい、ということは知っているが、いざというときに本当にに自分が使えるか、非常に心許ない。できれば、いっかい講習を受けてみたい。


そう思ったのは、最初は歯医者さんのバイト中、ちょっと気分が悪くなった患者さんに、先生がてきぱきと応急措置をなさったこと。歯医者でも医者は医者で、そういう知識はきちんと知っているということはうかがったが、それにしても、ほとんど凍ってしまった自分は、こういうときにほんまに役に立たんな、と思ったことがひとつ。


もう1つは、あの東日本大震災のとき、津波に襲われた子どもたちが、いつも訓練を受けていたため、自分達で的確に判断して率先して逃げて助かったという報道、それは彼らの聡明さもあると思うが、それに加えて、普段からちゃんと身体を動かして訓練しておかないと、いざというときに動けない、という、ということをどこかで読んだからだ。