パソコン下取り+ノギス

きょう、久しぶりに雨がやんだので、長年愛用したバイオのパソコンを下取りに持って行った。


2007年9月17日に142300円(売値−なんかの値引き5000円+ワランティ7500)で購入したVGC-LB63B/Pは
2011年6月2日に本体1万−キーボード等すり減り分+メモり増設分+下取りキャンペーン加算1万=2万円で引き取ってもらった。


そのほとんどは、新パソコン購入時のクレジット会社からの借金返済に充当する予定だったが、
帰り道、ふととある店舗でノギスを見かけ、しばらく逡巡した末、2万円の一部を使い、これを購入した。


というのは、北京の二胡の恩師から、もう何年も前にノギス(千分尺)を買え買えと勧められていたからだ。
そしてある冬の日、前門(Qianmen。北京風だとQianmenr)にそういうのが売っている場所があるから、と教えてもらったので、
その場所までバスに乗って行ってみたものの、けっきょく先生のいう店は見つけられなかった。


で、その年の帰国後、しばらくして百円ショップでしょぼいノギスを見つけたので、それを買いはしたものの、
弦の直径など測る精度はもちろん無く、いまでは、直角部分を利用したイヤホン掛けになりさがってしまっている。


で、たぶん使うことはないだろうなと思いつつ、このノギスを買ってしまった。
こんなぼや〜っとしたいかにも文系で不器用そうな女がなんでノギス使うねん、と
レジうちをしている若い店員の兄ちゃんの心うちを、勝手に当てレコする。


1980円なり。


むかし、ハンズでみたのが1万円くらいしたからやめた記憶があるので(記憶違いかもしれないが)、
この価格だったら、ぱちもんに近いものかもしれない、けど、ダイソーのよかマシやろ、という程度の認識である。






でも、「いちおう買いましたよ、センセ」ということで数年来の心の荷がちょっと軽くなったし、
そのうちいろんな種類の二胡弦の太さを測った記録を記事にできたら、それはそれで買った甲斐もあるかも、等々、
知らず知らず、自分で自分にいいわけしていた。