双琉にいく。

お祝いがあったので外食にいく。今回は近場ですますことにして、いぜんから気になっていた「双琉」へ。


あまりおなかがすいてなかったので、大和川高校あたりから苅田にかけてうろうろし、こねこ2匹を含むねこ計12匹をチェックし、そのなかの1匹(くろねこ)はさわりほうだいにさわらせてくれ、私は大満足だった。


こうやってねこエネを十分チャージした後、満を持して「双琉」入り口の透明ビニールをくぐった。



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↑には「中国小皿屋台」とあるけど、他に「中国小菜」「中国少菜」と表記しているものもあった。
でも、「中国少菜」は間違いではないかと思う。



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まずは「とりあえず」ビールを注文した後、「ねこをいらったあとはてをきれいにあらいましょう」という血の掟を実行すべくトイレにいった。でもトイレの水を流したらタンク上の手洗いの水が流れるタイプだったので、手を洗いたいだけの私はあららと思ったが、外の一角に小さい水道があったので、なんとか目的を達した。


席に着いて改めてお手ふきで手を拭いて、(ひさしぶりにほんものの)ビールで乾杯。で、突き出しに出たサラダをみてびっくり! まるで葉の上で水滴が凍ったようにきらきらと輝いている野菜があったのだ。いぜん、なにかのテレビで紹介されていたのを思い出し、「これって、最初から塩味がする野菜ですか?」ときくと、どんぴしゃり。「でもうちのは塩味がそんなに強くないですよ」とも。


野菜の名前はサラダが出たときにお店の方が教えてくださったのだが、忘れてしまったので、いま「野菜 塩味」でぐぐってみると、「塩菜」あるいは「アイスプラント」というものだと分かった。

ウィキペディアアイスプラント 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88


まず、特製味噌でいただき、そのあと、はっぱを一枚ちぎり、かんでみた。ほんのりと上品な塩味。おいしい! このままでもいける! でも特製味噌も美味しいので、半々くらいでいただいた。(でも家の人は塩味があるかどうかわからん、と言っていた。)


このアイスプラントは、お店の方(ご兄弟でやっているらしい)のご両親が育てたのだそうだ。これに限らず、ここの野菜はすべて(or だいたい?)ご両親の自家菜園で育てたものみたい。


この日たべたもの(メニュー名は記憶に頼っているのでお店の表示とは違うと思います)

  • コリアンダーと水菜かなんかのナンプラー+レモンあえ:このドレッシングがむちゃむちゃ美味しかったのです! 家のナンプラーがぜんぜん使ってないので、いちどこれでチャレンジしてみたい。またコリアンダーすなわち香菜(シャンツァイ)が大好きなので、これをひさしぶりに食べれただけでも満足。ああ、また香菜をたっぷりと山盛りにした牛肉面たべたい…。
  • 羊肉のいためもの:羊肉はひさしぶり!! きょうの外食の候補には羊肉串店も入っていたけど、まあここで食べれた。
  • 油淋鶏(ヨウリンチー。表記はユウリンチー、だっったっけ?)
  • 水餃子:肉餃子系。もっちりしてうまかった。まあ私は野菜系か、あるいは野菜がもちっと入ったほうが好きだけどね。でも、たれが3種類あって、そのうちの四川なんたら胡椒(四川麻辣塩だったっけ…)という、いかにも中国という味とにおいの調味料が抜群にうまかった。これが羊串にかかっていたら、気分はあっというまにシルクロードである。
  • きくらげといかのしゃぶしゃぶ:しゃぶしゃぶってなんやろ、と思って注文したら、さっとゆでたものにたれをかけた感じの料理だった。特にきくらげがもちもちぷるぷるしてうまかった。
  • 腐乳とカニ味噌のおにぎり:腐乳は大の苦手だったが、京都の高いおかゆやサンで腐乳かゆをたべたらすごく美味しくてびっくりした。だから、日本のちゃんとしたところで出す腐乳に期待をかけて、注文したら、大正解だった。これは、腐乳の質が違ったのか、私の味覚がかわったのか、いまでも謎である。カニ味噌もこの海くさいというかなまぐささが大好き。こんなとりあわせのおにぎりなんて、世界中でみてもめずらしいんじゃない?
  • おかんの気まぐれ季節酒、みたいな名前のドリンク:この日はいちご。お店の方のおすすめでソーダ割り?にした。これも、いちごシロップをただ薄めたものと違い、(こういうタイプの飲み物はへたすると子どもの頃にのんだシロップタイプの飲み薬みたいで、この手の薬は錠剤が飲めない子どもに配慮して処方されると思うのだが、私は幼いときからこの味が苦手で「錠剤のめるから錠剤にして」と懇願していた)甘さがさわやかで、むちゃくちゃ美味しかった!


あとほかにもなんか頼んだかもしれないけど、思い出せない。
これらに、最初のビール×2と、家の人が飲んだ紹興酒を足して、5000円を切ったので、助かった!



心残りは、ご注文があったらメニューになくても作れます、と黒板に書いてたので、きゅうりのにんにくあえを頼んだら、例の家庭菜園でまだきゅうりがとれないから、あかんかったことだ。きゅうりは来週にとれるから、それ以降に
又来てください、とのことだった。
ああ、ほんまに家庭菜園の野菜を使こてはるねんね、と思った。



そのうちまたいってみたいお店の一つになった。
あと、行ってはじめて、お店の名前の由来が分かった。沖縄とはかんけいなかったのね…。