ビッグになったネロ

2010年7月3日朝日新聞朝刊「ひと」欄
本国の不人気はなぜ 「フランダースの犬」の謎に挑む
アン・ファンディーンダレンさん(39)


この記事の下の一文を目にして、驚愕した。


*** 引用はじめ


英国人ウィーダの原作は「日本の子どもに希望を」と第2次世界大戦後、
米国が普及させ、1975年にはアニメ版がヒットした。
「貧しくても誇り高いネロの死に方が、日本人の感性に合った」。
一方、映画化された米国ではネロが画家として大成するサクセスストーリーになっていた。


*** 引用おわり


「1975年のアニメ版」をリアルタイムで見ていた私は、
あの顔のまんまのネロがのしあがっていくのをうっかり想像し
声を出して笑ってしまったのだった。