2012年12月30日付朝日新聞朝刊 教育面
「うれしい」替えれば名句 岐阜・大垣市立東小学校 西田拓郎さん


・こどもに俳句を作ってもらうとき、とにかく、「うれしいな」からはじめてもらって、あとで「うれしいな」部分を季語に替えるという手法を紹介。例「うれしいな 友だち一人 増えました」→「年賀状 友だち一人 増えました」
これによって、季語を2つ使ってしまうということも避けられる


・また、「おとしだま」「はつもうで」「はつひので」など5文字の季語を使う


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この記事に着目したのは、数年前に高校生の台湾の子の国語指導をしたときに、俳句を作るという国語の宿題があって、それがぜんぜん作り方がわからないと質問されたから。
日本語をまだ使いこなせないという点では、子どもと、外国にルーツを持つ子とは共通しているので、このような方法を頭にとどめておこうと思う。
また、和歌ならどうなるだろう、とも考えてしまう。